繊維雑学!ユニフォーム・作業服編

作業服・ユニフォーム用のポリ混紡生地 サラリと快適「シャミラン」

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ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維とは?

ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維のメリットは?

ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維に最適な業種は

ポリエステル混紡繊維に
する方法

ポリエステル混紡生地を
染色する方法

ちょっと珍しいポリエステル混紡生地をご紹介

東レ®「シャミラン」の優れた通気性

夏に最適な「シャミラン」とは?

シャミランとは、日本の合繊メーカーのなかでも一番大きな東レ㈱が、東レ独自の撚り技法により凹凸のある特殊原糸を作り、高度な技術をもって織り上げた通気性の高い吸汗・速乾・涼感素材のことです。

サラリと気持ちのいい着心地が特徴な織物です!

通常、織り物というのは、経糸と緯糸が角度90度で交互に交わって織り上げるのですが、その原糸の凹凸があれば、当然織物にスキマができ、通気性の高い生地になります。

また生地表面もつるっと平滑ではありませんので、肌に触れた時には、ムレやベトつきがなく、まるで麻のようなシャキっとしたシャリ感と涼しさを得られる生地になります。

その特徴を生かして、夏用の作業服・ワーキングウェアの使用素材として多く利用されています。
特に直射日光の下や高温多湿環境で働く人達のユニフォームとしては最適な素材です。

一般に夏のワーキング素材として一番多く利用されているバーバリー(安価で強くて丈夫、洗濯後もノーアイロンのイージーケア性で人気の高い夏素材)と比較すると、シャミランは約5倍の通気性があります。
暑さを感じる原因は、体の表面から発する熱を衣服内に溜め込むことにあります。
シャミランは体表面からの熱を即座に放熱し、また体温調節機能として避けられない「発汗」が、不快なムレなベトつきになる前に過度な湿気を同時に素早く衣服外に放出して、衣服内の湿度をコントロールし、いつも涼しさをキープして爽やかな着心地を実現してくれる素材です。
暑い日本の夏、ビルも工場も乗り物も全て使用電力制限で28℃以下には設定できません。
服装はクールビズでも、暑さでストレスが溜まりがちの日本の夏。
本当にたまりませんね。
涼しくて爽やかな服を着て、いつも気持ちよく働きたい!そう願う人には、是非シャミラン素材の風通る服をお勧めします。

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今後も注目の素材…

最近ではシャミランの生地の裏側に綿混紡糸を組み合わせて、シャリ感とコットンライクな優しい肌触り感を両立した革命的な素材、シャミラン3Dという名のシャミランを超えた高通気立体素材も夏のワーキングの素材として人気が高まってきています。

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