繊維雑学!ユニフォーム・作業服編

ユニフォーム・作業服用のポリエステル混紡繊維の
メリットについて

HOME > ポリエステル混紡繊維に する方法 ユニフォーム・作業服用のポリエステル混紡繊維のメリット

ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維とは?

ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維のメリットは?

ユニフォーム用のポリエステル混紡繊維に最適な業種は

ポリエステル混紡繊維に
する方法

ポリエステル混紡生地を
染色する方法

ちょっと珍しいポリエステル混紡生地をご紹介

東レ®「シャミラン」の優れた通気性

ポリエステル素材の特質

まずポリエステルですが、ポリエステルは非常に強い繊維の一つで、濡れても繊維自体の強度はかわりません。
摩耗に対しても同様、強度を保ちます。
また合成繊維の中では比較的熱に強い繊維です。

長時間日光にさらしても強さはほとんど変わりませんし、吸水性が少ないので洗濯しても伸び縮みせず、すぐ乾きます。
熱可そ性があり形くずれすることがほとんどなく、しわにもなりにくいです。

また、薬品にも強く、虫、かびの害を受けないのが特徴です。
そして綿や麻、ウールといった他素材と良くなじみ、混紡糸として相手素材の長所を生かし、欠点を補う性質がありますので、作業服や事務服に使う素材としては最適な素材なのです。

綿素材の特質

次に綿の特徴ですが、綿は吸水性にすぐれ、着用時の汗をすばやく吸収しまた、吸収した水分は容易に蒸発発散されるので、蒸発にともなって熱が奪われ、着用感が涼しく、夏用の作業服の素材として適しています。

また、汚れても洗濯性が良い(汚れが落ちやすい)ですし、化学繊維よりも火に強いので汚れのひどい現場や溶接等の火を使う現場には最適です。

ユニフォームには、この綿とポリエステルの混紡素材が使われますが、特に作業服では、綿35%、ポリエステル65%の素材がお互いの長所を良く引き出しますので、強くて丈夫汚れも落ちやすく比較的安価なのが特徴です。

事務服では、ポリエステルとウールの混紡素材が多く使用されますが、綿の代わりにウールを使用することでよりしなやかで保温性に富んだ素材となり得ます。

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